2018GW四国遠征③ 大歩危・南風増結撮影編
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さて、午前中だけで沢山撮影し大満足でしたがまだまだ行きます。いよいよ土讃攻略スタート。宇多津を後にし、琴平でいったん下車。ここから土讃線は非電化になり列車の本数も激減します。
※注:四国の鉄道撮影旅行は車移動を強く推奨します。この一連の遠征の記事を読めばわかると思いますが鉄道+徒歩は本数があまりになさすぎて地獄です(笑)
琴平駅は香川屈指の有名観光地・金刀比羅宮の最寄り駅ということで駅舎もそれに合わせたレトロなつくりになってます。若い女性の旅行客や外国人旅行客も多かったです。
金刀比羅宮にちなみ船を模した水飲み場の遺構。調べたところ国鉄時代は多くの駅にこうした手洗い場水飲み場があったようですが今はどこも撤去されてしまったようで。もう水は出ませんが形だけでも残っているのは珍しいのかもしれません。
(まあもっとも酔っぱらいのゲロ吐きのため?の排水口とか蛇口なら首都圏の駅でもよく見かけますが・・・)
普通列車が全然走ってないので琴平から阿波池田まで特急課金。南風に乗車します。土讃線は山岳路線ゆえ線形が非常に悪くカーブの連続ですが車体を傾斜させ高速で通過していきます。さすが振り子式。 エンジン音もパワフルで心地よい。
(余談ですが新型特急2600系気動車は空気ばねによる車体傾斜を採用するも試運転を重ねた結果土讃線での運行は難しいとの判断から当形式の以後の量産車製造は見送られた、とのニュースがありましたがこれだけカーブきつければそりゃ無理だよな、と身をもって実感しました・・・)
2000系貫通型先頭車が中間に連結されてるとこのように間近でHMを拝むこともできたりします。
阿波池田は徳島線との接続駅でもあります。今や絶滅危惧種となった国鉄型特急の数少ない生き残り、キハ185系も「剣山」として定期特急運用でまだまだ頑張ってます。
さて、阿波池田からは1両の単行ローカルに乗り小歩危へ行きます。
いよいよ大歩危・小歩危へ
小歩危駅で下車、南へ歩きます。
道路からは四国山地の新緑と吉野川の絶景が!!さすが日本屈指の名勝です。
大歩危小歩危の有名撮影地までとぼとぼ歩き同じ構図で4発ほど。天気も回復してきました!
2018/04/30 13:10 2000系 44D 特急南風14号 @土讃線 小歩危~大歩危
(2006+2211+2113+2110)
2018/04/30 13:47 N2000・2000系 39D 特急南風9号 @土讃線 小歩危~大歩危
(2119+2521+2203+2002)
2018/04/30 14:09 2000系 46D 特急南風16号 @土讃線 小歩危~大歩危
(2122+2153+2111+2103+2209+2011)
2018/04/30 14:30 キハ185系改 8012D 特急「四国まんなか千年ものがたり」 @土讃線 小歩危~大歩危
南風3本と四国まんなか千年ものがたりを。滞在時間2時間ほどでしたが南風は青オンリーの4両、6両と赤のN混結4両というGW組成のダイジェストを見られました。
午後からは晴れてきて最高でしたが青6南風は列車を追いかけるかのごとく雲が湧いてきて・・・ちょっと暗くなってますね(^^;)
小歩危は日中は2、3時間に1本しか普通列車の来ない難所ということで復路はバスで大歩危駅まで行きそこから特急で帰ります。
途中まで乗客は自分とクロネコの荷物のみ(笑)。こういう旅もいいものですね。
特急停車駅の大歩危駅。駅長さんと思しき方は温厚そうな方でした。(急ぎで来た私に手際よく乗車券特急券発行してくれてありがとうございましたw)
今回は通過するだけでしたが次は秘境駅として名高い坪尻駅も行ってみたいですね。まんなか千年は坪尻でドア扱いするらしいのでそれに乗る旅程もアリかもしれません。
おまけ:高松駅にて
丸亀で南風を下車し普電で高松へ。まだ陽が出てますが今日はちょっと早めの鉄終了です。高松駅で撮ったものをいくつか。
四国の次世代特急ペア、8600系いしづちと2600系うずしお。デザイン似てますね。
SS1/100以下でないと幕が切れてしまうのは困りもの。
121系普通電車も更新・改造が進み未更新の青帯車も少なくなってきましたね。
(ヤドン県・・・)
===3日目へつづく===