κタコの撮り鉄ブログ

昔は豊田189追っかけてました 最近の関心は京急と四国特急です

9/1 四国「2700系土讃線先行乗車ツアー」乗車記① 往路:長編成7Bで土佐路を駆ける!

2700系、堂々の土讃線デビュー!!

(注:この記事は写真多めです)

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ついにこの秋デビューすることとなった四国の次世代主力新型特急2700系この度定期運用開始より先に土讃線の営業1番列車に乗車できるツアーがあり、私も参加してきました!!!

8月に既に高徳線の「うずしお」代走という形で先行デビューを果たしましたが、いよいよ土讃線「南風」「しまんと」「あしずり」にも投入開始。2000系試作車TSEから30年以来の土讃線新型車両、どんな走りを見せてくれるのか楽しみです!!(^o^)

ツアーは10時集合18時解散のボリューム満点8時間。高知から多度津へ、そして2700系に乗車したまま多度津工場に入構し撮影会。終了後多度津からまた高知へ戻って終了となります。

 

今回のツアーは四国の旅行代理店”ワープ高知”主催。ここは某鉄道マニア社員による鉄分濃厚な団臨をたびたび開催し四国鉄から熱狂的支持を集めていることで有名ですが、今回のツアーもたくさんのサプライズがあるのでしょうか・・・?

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▲往路の行程表です。

主に特急停車駅でドア扱いし定期列車との交換を行います。え、7両編成・・・!?

スタートは高知駅から。

しまんと3号で高知に乗り込み受付を済ませます。

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▲発車標。「多度津工場」行きの表示がシュール。

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今回のツアーは豪華なお土産つき!!

乗車記念プレート(左上)、クリアファイル・行路表・パンフ(右)、2700系座席と同じ素材のコースター(左下)、同じく座席素材のクッション(右上)と鉄オタにはたまらないラインナップ。乗車前から早速サプライズでテンション上がりまくりです。もうこれだけでも参加料の元とれるんじゃないですかね?笑

 

この日の高知は雨。ホーム先端でオタク達は濡れながらも入線をじっと待つ。すると・・・

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お、きた!2700系!!7B長いぞぉ~~~

これ全部先頭車なんですぜ・・・(2700系は現状中間車が製造されてない)。2両から長編成まで1両単位の増結でフレキシブルに運用できる四国らしい特急車両です。

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2600系でも採用された赤黒カラーベースにグリーンのラインが追加。新鮮なデザインですね。

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 ▲側面から。ステンレス車体に車端部のストライプがかっこいい。床下もまだキレイ。

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前照灯は最近トレンドの小型白色LEDの集合体。トンボの目に見えなくもない。四国特急には欠かせないHMも健在。往路の表示は「特急」表示でした。なかなか見られないかも・・・?

見物も終わったところでいよいよ乗車。10:26、高知出発です!

で、肝心の車内は?

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▲こちらが普通車の車内。

車内環境、間違いなく2000系より格段に向上してます。

壁面や天井は白ベースでシートは緑青、写真はやや暗いが非常に清潔感のあるクリアな雰囲気。基本的には2600系を踏襲してます。案内表示も8600や2600と同じカラーLED式に。窓は2000系よりやや小さくなった?

乗り心地は、朝乗った2000系しまんとと比較してもだいぶ揺れが少なくなってます。カーブでの左右の揺れは当然あるのですが、台車を改良したのか重心の安定感がある?走りで、2000系で多かった縦方向のガクッという衝撃が激減しています。テーブルに置いた飲料をこぼすなどといった心配も少なくなるのでは?

座席がやや固いのがちょっと残念写真撮り忘れましたすみません()

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グリーン車はこんな感じ。半室12席のみの贅沢な設定。

たぶんこの座席新幹線E5系と同じやつです。8600系でも好評だったオーバースペックすぎるグリーン車、2700系でも採用されました。奥で名刺交換してますが今回はテレビ局とか報道関係の招待も多かったようで。

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▲デッキとトイレ。トイレは2000系の和式からウォシュレット付き洋式という革命的進歩。外国人観光客も助かりますね。

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▲運転席と計器類。意外にも速度計はアナログ

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▲マニアの皆様大好き連結部の運転席横スペースも2000系同様ちゃんと開放されてました。 

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▲交流帳(自由席?笑)とJR四国ゆるキャラれっちゃくん。ワープ高知の遊び心満載です。

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この子は「こうちれっちゃくん」。他県のれっちゃくんもいるようです。

ちゃんとツアー参加証もあります、無賃乗車ではありません(笑)

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▲12時前にお弁当が配られました。包み紙も2700系仕様でテンション上がりますね。

大歩危:車内探検も終わったところで、いよいよ最初の停車駅。

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昼食も食べ終え、最初の停車駅大歩危に到着です。(ほかにも運転停車駅あるのですが今回はドア扱いする駅を「停車駅」と表記します)

この駅は吉野川や祖谷のかずら橋と沿線に名観光地も多く、定期特急も止まります。多くの乗客が下車し写真を撮ってました。

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▲有効長足りないので前の車両はドアカット。

阿波池田:四国まんなか千年ものがたりと行き違い

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2番目の停車駅、阿波池田に到着です。ここで観光列車「四国まんなか千年ものがたり」と行き違い。(お見送りで手を振ってたので写真は少ないです・・・)

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▲発車標の表示が作りこまれている・・・すごい 

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阿波池田から四国のゆるキャラ”すまいるえきちゃん”と相棒”れっちゃくん”も参戦です。

箸蔵:ローカルな駅を特急が行ったり来たり

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3番目の停車駅は箸蔵。1日上下14本の普通列車しか停まらないこじんまりとした無人駅。上下の特急の行き違いもできます。

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ここで2700系が上りの定期「南風」の通過待ち。特急が特急を追い抜く光景が見られるのもこのツアーだけ!!たまらないですね!!

琴平:山を越えて、帰ってきました香川県

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あっという間に往路最後の途中停車駅、琴平に到着です。若い女性や外人旅行客にも大人気の金刀比羅宮の最寄り駅。子供に人気の観光列車アンパンマンロッコとすれ違いましたがこちらの列車が発車ぎりぎりで残念ながら写真はナシ。

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いやー、7両長いなあ・・・

さて往路も終わり。 いよいよ皆さんお楽しみ多度津工場へ!!!

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 -つづく-