9/1 四国「2700系土讃線先行乗車ツアー」乗車記② 伝説の名車TSEとの再会!多度津工場撮影会
赤と青、平成と令和。2つの気動車特急の奇跡の邂逅
2700系先行乗車ツアー、早くも往路が終わり折り返し地点へ。次はこのツアー最大の目玉と言っても過言ではない「多度津工場見学・撮影会」のお時間です。
多度津工場には昨年惜しまれつつも引退した世界初の振り子式気動車”TSE”を始め、あんな車両やこんな車両が・・・。写真撮り過ぎて全部は載せられないのですが(笑)、この記事で会場のマニア達の熱気が伝われば幸いです。
(▼往路、高知→多度津の様子はこちら)
行程表はこちら。多度津到着後7両のうち3両を切り離し、4両で多度津工場線から多度津工場へ入庫。撮影会となります。秋の多度津工場の公開イベント以外では一般人が乗車することはまずない多度津工場線、楽しみですね。
多度津駅に到着。
すまいるえきちゃん、駅に降りてひとやすみ。多くのカメラマンにカメラを向けられ小撮影会状態でした。それにしてもデカイ(笑)
7両のうち前3両を多度津で切り離し、後ろ4両で工場線へ。やはり増解結シーンを見たくなるのは鉄オタの性か。
▲多度津駅から多度津工場へつながる引込線をゆっくりゆっくり進みます。 検査出場前の構内試運転のときもここの線路を往復したりしてるようです。
いざ多度津工場へ!
多度津工場到着。降りると目の前には試運転表示のキハ40!さっそくホンモノの車両工場の空気を体感しております。
▲ふと目をやると今年引退した113系も留置されてました。解体を待つ最後の1シーン。
車両の展示場所へと歩く一行。到着後2700系の入換を待ちます。すると・・・
本邦初公開!TSEと2700系のツーショット!!
平成元年にデビューした世界初の振り子式気動車という四国の誇るレジェンドと、令和元年にデビューする最新鋭のルーキー気動車。この並びを撮れる、こんなに嬉しいことはない・・・(涙)
TSEと2700系。青と赤、角ばったデザインと丸っこいデザイン。こうして並びで見てみると対照な部分がいろいろわかって面白いですね。
撮影会・見学会スタート!ネタが濃すぎて1時間じゃ全然足りないぞ!!
ツアー添乗員「いくらでも近づいてもらって構いませんので、それではご自由にご見学ください~」
一同「!?・・・( ゚д゚)」
▲普通の車両基地公開イベントでは車両の前にロープ張って立ち入り禁止となることが多いのですが、今回はなんと規制ナシ。上の写真でも奥のTSEの前あたりで車体に近寄って撮影・見物してる方がいるのがわかるかと。建物内や工場裏など一部立入禁止エリアもありましたが基本的には好きなだけ見学できて素晴らしかったです。
▲これだけ車体に寄っても怒られません。ハイ。
台車や床下撮りまくってるマニアの方も何人かいました。
▲工場内のほかのエリアも見学可能。入場中の車両や普段あまりお目にかからない四国デーテンも撮れるぞ!
このほかに資料館もありましたが時間切れで行けず残念。秋の多度津公開イベントで再訪出来たらと思います。
▲すまいるえきちゃん、れっちゃくんと2700系の共演も。なんか癒されますね~
~幕遊びのフルコースもお楽しみ下さい~
サプライズ企画で途中から行先表示と前面LED幕をいろいろ変えてくれました。
▲こちらがHM。薄くて見えなかったらすみません、画面明るくして見てください。
他にもうずしおやいしづちなどを出してました。松山までオール電化の予讃線でしおかぜHMは果たして使う機会あるのでしょうか?激レアな気がします。
▲側面表示もまたマニアックなのばかり・・・もう四国中どこにでも行けますね(笑)
「しおかぜ宇和島行き」、これもかつての21Dを彷彿とさせる胸熱表示でした。
撮影会終了。それでは帰ります・・・
1時間の濃厚な多度津工場撮影会も終わり、また2700系に乗って多度津駅へ戻ります。
多度津工場の皆様にお見送りで手を振ってもらっちゃいました。ありがとうございました!!
2700系ツアーもいよいよクライマックス、高知への復路へ・・・
-つづく-