【特集】中央本線特急型、最後の冬を追う Vol.2 快速富士山乗車記
国鉄型特急車両を堪能する30分の旅。
189系M50、E351系引退とE353系デビューということで中央本線特急型車両をフィーチャーするこの企画。第2弾は「乗り鉄」です。
9521M 快速富士山:新宿10:39→立川11:09
撮影する機会は多い189系ですが恥ずかしながらあまり乗ったことはなく、M50の引退発表を受けて国鉄型の走りも堪能しておこうとふと思い指定券を購入。
(前に乗ったのは小山発着時代のホリ快河口湖3号?今は亡き田町車の運用だった気がしますがもう覚えてません・・・^_^;
国鉄型つながりだと185系、中央線だとE257の特急自由席はしょっちゅう利用するのですけどね)
189系は他にも土日のホリ快や山梨富士、繁忙期の臨時特急などの運用もありますがこの「快速富士山」は安く乗れて比較的空いているのがウリ。普通の方は会社や学校に行っている金曜の真っ昼間に奇跡的に休みが取れたので(笑)乗ってきました。
それでは乗車レポをお楽しみください。
新宿駅7番線。ラッシュが終わり人もまばらなホームに189がやって来た。
最終的な乗車率は5割ぐらい。富士山観光の外国人が多く土日に走る河口湖行きN'EXの快速版といったところ。国鉄型のレトロな雰囲気が漂う。
年季を感じるシート。
10:39、定発。とても静か。時折外国語の楽しそうな会話が聞こえる。
快速線区間で先行電が詰まるのはお約束で非常にのんびりと走る。静かな車内と相まって時が止まっているみたいだ。
ちなみに189のパワフルな走りを堪能したければ高尾以西の山岳区間に乗ることをオススメする。
立川で下車。古い時代へタイムスリップしたかのような30分間だった。
まとめ
・基本ガラガラ。外国人観光客率高し。
・18きっぷでも気軽に乗れる。新宿大月乗り通しても520円!
・唸るモーター音を聞きたければ高尾以西で乗ろう
・国鉄型はいいぞ
金曜の「快速富士山」、短い時間ではありましたが今でも走る国鉄型を味わえる最高の環境でした。520円で手軽に楽しめるこの列車、皆さんもぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。
Vol.3はこちら。遂にあの新型車両に・・・?
-おわり-